インプラントと差し歯の違いとは?それぞれの費用や適した人を解説
2023年11月26日
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜
歯周病治療のうえの歯科医院、歯科衛生士の高橋です。
もうすぐ、12月ですね
もう、1年が終わってしまいます、、、
あっという間でしたね、、
あと、一カ月ちょっと、2023年を満喫しましょう!
今回は、インプラント・差し歯についてお話しします
来年こそは、歯についても考えようという方、ぜひ、必見です。
インプラントとは?
まず、インプラントとはなにかについてお話しします
インプラントは、イラストのように、
ネジみたいなものを顎の骨に埋めて、歯の代わりをつくる治療方法です。
差し歯とは?
インプラントを差し歯と言われる方もいらっしゃいますが、
このように、歯の根っこはご自身のものではありますが、
被せ物が、作り物を入れる治療の方法です
インプラントと差し歯の違い5選
費用
インプラントは自由診療なので、保険治療ではありません。
そのため、費用が少し高額になります。
1本20万〜40万円ぐらいが、目安です。
状態によっては、骨を作る材料などを入れる必要があり、その場合はもう少し高額になります。
差し歯は、保険診療も行うことができます。
そのため、費用を抑えて治療を行うことができます。
審美的に、見た目が普通の歯と変わらないような綺麗な差し歯を作りたい場合は、自由診療を選ぶこともできます。
また、差し歯の金属アレルギーが心配な場合も、自由診療を選ぶことになります。
審美性
インプラントは、自由診療なので審美面でも自然な歯に近づけることができます。
見た目が気になる場所、特に前歯は自然な仕上がりになります。
差し歯は、自由診療を選んでいただけると、かなり自然な仕上がりになります。
見た目、特に歯の色がとても自然な仕上がりに近づけます。
保険診療の場合は、使用する材料が制限されるので、どうしても、見た目に限界が来てしまいます。
治療期間
インプラントは、1本辺り大体半年以上かかります。
手術した後の、傷口が治り、骨とインプラントが馴染むまで
どうしても、期間が必要なため、インプラントは時間がかかります。
また、お口の中の環境が悪いと、まずは環境を整えるため、歯周病の治療が必要になることもあります。
その場合は、更に期間が必要です。
差し歯の場合は、早いと最短1日で治療が終わります!
条件は限定的ですが、歯の状態と部位によっては、光学カメラで撮影して、その日のうちに被せ物を入れることができます。
しかも、保険が効きます。
しかし、こちらも歯の状態によっては、歯周病の治療や歯の神経の治療が必要になりますので、その時はやはり長い期間が必要です。
噛む力
インプラントも差し歯も、噛む力はどちらもしっかりしています。
インプラントに関しては、入れ歯やブリッジよりも、しっかり噛める感覚があり、より食事が楽しくなります。
寿命
基本的にはどちらも、しっかり治療を行うことで、長持ちさせることができます。
インプラントですと、20年ぐらい持つと言われています。
また、差し歯も長持ちはもちろんしますが、保険の差し歯だと、材質の劣化や変色により
自然な歯との違いが2〜3年でも目立ってきてしまう可能性もあります。
インプラントに適した人
インプラントの治療を受けるのに適した人について詳しくお話しします。
抜歯した人
インプラントを行う人は、歯を抜いた人です。
むし歯や、歯周病、歯が折れてしまったなど
条件は様々ですが、歯の根っこもない人がインプラントを行う人です。
審美面を気にする人
インプラントは、見た目が自然な歯に近づけることができます。
そのため、見た目や、審美面を重視する方は、インプラントを選択することを第一に考えましょう!
もちろん、他にもブリッジや入れ歯などの選択肢もありますが、
より、自然な見た目に近づけるのなら、インプラントだと思います。
歯医者に継続して通院できる人
インプラント治療は、インプラントを行なって終わりではなく、インプラントのメインテナンスで、継続して歯科医院に通うことが必要です。
そのため、継続して、歯科医院に通院できることも、大切なポイントです。
インプラントはやめたほうがいい?インプラントに不向きな人
インプラントは、基本的にお子様以外どんな人でも処置は受けていただけますが、控えた方が良い方もいます。
骨粗鬆症の人
骨粗鬆症の方は、インプラントを行うことが難しいことがあります。
インプラントは、顎の骨にボルトのようなものを埋めるので骨に強度が必要です。
骨粗鬆症だと、必ずできないというわけではないので、かかりつけ医にも相談が必要です。
外科処置ができない人
こちらも、お身体の状態で、インプラントなどの歯科治療は控えるように
言われている方は、インプラントには向きません。
例えば、重度の糖尿病の方とか、高血圧の方など、こちらも、かかりつけ医への相談が必要です。
インプラントを考えていて、思い当たる方はかかりつけ医にも
インプラント治療を検討していることを相談してみましょう。
根っこがないとできない?差し歯に適した人
歯根が残っている人
差し歯に適している人は、まず歯の根っこが残っている人です。
歯の根っこがないと、選択肢は、インプラントやブリッジ・入れ歯になります。
歯の神経があっても、なくても歯の根っこがあれば、差し歯は可能です。
経済的負担を軽くしたい人
差し歯は、保険診療も適応になるので、経済的な負担をなるべく軽くしたい人も受けていただけます。
前歯以外を治療する人
もちろん、前歯も適応可能です。
しかし、保険診療で前歯を行うと、審美性はあまり求めることができません。
保険診療で行うと、差し歯が目立ちやすくなってしまいます。
そのため、保険診療で行う場合は奥歯などは積極的に検討してもいいと思います。
前歯の差し歯は自由診療も視野に入れて考えてみましょう。
まとめ
今回は、インプラントと差し歯についてまとめました。
違いや、向いている人なども紹介しています。
うえの歯科医院では、インプラントや差し歯について詳しくお話を行った上で治療を進めています。
インプラントや差し歯を検討している方は、ぜひ一度うえの歯科医院にご相談ください。
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【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
済生会東部病院共同診療医